診療案内
泌尿器科
性行為を介して感染する疾患のことです。
男性のSTDの約90%は尿道炎です。
その他のSTDは性器ヘルペス、コンジロ-ム、毛じらみ、梅毒などがあります。
以下に最も頻度の高い尿道炎について概説いたします。
尿道炎
- A)淋菌性尿道炎
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淋菌の感染による尿道炎です。
感染機会の後(潜伏期間 3-7日)急激に発症し、一般に非常に強い排尿時痛、尿道より濃厚な膿の排泄、尿道口の発赤などを認めます。
確定診断は、尿のPCR法で淋菌を証明することで行えるようになりました。
この検査は尿を出すだけの検査ですので苦痛はありません。
しかし現在、多数の抗菌剤耐性の淋菌が急増しており、漫然とした内服抗生剤の投与には注意が必要です。
3日間程度の内服で効果がなければ、単回の注射剤(トロビシン・ケニセフ等)による治療や他系統の抗生剤への変更が必要になります。
現在はB)に示すクラミジアとの混合感染も増加しております。 - B)非淋菌性尿道炎:
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淋菌以外の微生物-クラミジア(50%)マイコプラズマ、トリコモナス等による尿道炎の総称です。
クラミジアは感染機会後(潜伏期間 1-3週)緩徐に発症し、排尿時痛はA)に比べると軽く、尿道の分泌物も多くなく、その性状は漿液性または粘液性です。
確定診断は、尿のPCR法でクラミジアを証明することでつきます。
これもA)と同様、尿検査のため苦痛はありません。
治療は、テトラサイクリン系・マクロライド系・ニューキノロン系の抗生剤の内服を7-14日間行う必要があります。
クラミジアは増殖サイクルが長いため、長期の内服が必要です。
マイコプラズマも同様の治療が行われます。
注意
- 最近オーラルセックスによる淋菌性尿道炎が急増しております。
オーラルセックスでもSTDに罹ることがあります。 - 完治するまではセックスは避ける必要があります。
セックスパートナーにも検査・治療をうけるようにお話しください。 また感染予防には正しいコンドームの使用を行うとよいでしょう。 - 症状が軽快しても医師の指示とうり薬を服用しないと再発することがあるため、服薬方法・期間を正しく守りましょう。

