水虫(足白癬)

水虫(足白癬)

水虫とはカビの一種である白癬菌による感染症です。
一般的には足の指間、足裏などに多く発生します。診断は、病巣からとった皮膚角質片を苛性カリ液(KOH) に浸し、顕微鏡下に観察し、菌を証明します。

水虫の治療

抗真菌剤の塗布により改善します。軟膏は病変の外側まで塗る必要があります。白癬菌は頑固ですので辛抱強く完治するまで塗り続けることが非常に重要です(医師と相談の上)
白癬菌の股部の感染はいんきんたむしです。みずむしの方はその足から周囲に菌をばらまいていますので、御家族の方への感染源となっております。また若い女性の方も近年ブーツなどの着用により増加してきておりますので、ご注意ください。

爪水虫(爪白癬)

手や足の爪を見てみましょう、爪が厚くなっていたり、白色や黄色になって濁ったようになっていませんか?毎年繰り返し襲ってくる水虫に悩まされていませんか?きちんと塗り薬を使っているのになかなか水虫が治らないことはありませんか? このようなケースは実は爪白癬であることがたくさんあります。
爪白癬は不潔にしているから発症するわけではなく、一般的な感染症です。その頻度も日本では1200万人が罹患していると言われ 約10人に1人が罹患していると言われています。また65歳以上の方では、4人に1人が罹患しているというデータもあります。爪白癬は真菌(カビ)である白癬菌が爪の中で入り込み増殖して起こる爪の水虫です。(この菌が足の皮膚にいれば足白癬-水虫-です)
一般的には痛みやかゆみなど自覚症状はありません。しかし放置すると肥厚した爪により周囲の炎症を起こし靴がはきずらくなり歩きにくくなることもあります。また爪が変色し変形をきたしもろくなることもあります。爪白癬は基本的に自然に治ることはありません。白癬菌は爪の中で増殖し続けるからです。
爪より周囲の皮膚に菌がばら撒かれ水虫を引き起こし、歩いたり靴下を脱いだときに剥がれ落ち、バスマットやスリッパなどの湿った環境で生き続けます。あなたの爪白癬により一緒にお住まいのご家族にうつしてしまってる可能性がありますので、あなた自身だけでなくご家族の問題でもあります。また白癬菌は手、頭、体などにうつる可能性もあります。

爪水虫(爪白癬)の検査

濁った爪を一部削り取りKOHを使って顕微鏡で白癬菌の有無を確認します。患者さんは痛みもなく簡単で結果もすぐに判る検査です。必要に応じて真菌培養の検査を行います、(数週間かかる場合があります。)

爪水虫(爪白癬)の治療

基本的には内服薬が治療の中心です。爪白癬は白癬菌が爪の中で増殖しているため従来の塗り薬では爪の中まで届かずに十分な効果が期待できません。
内服薬は爪の根元・床部より直接届き白癬菌を殺します。時に非常に爪が厚い場合などには爪甲を一部削ぎとって菌を露出して塗り薬を併用することもあります。以前は爪白癬は治りにくい病気でしたが良い内服薬が開発され完治が可能な病気になりました。
しかし爪は根元より徐々に伸びてくるため白癬部分が押し出されるまで爪の中に十分な薬が行きわたるまで治療する必要があります。内服剤の治療方法は大きく分けて2種類あります。
1つは毎日朝1回だけ服用する方法で、もう1つはパルス療法と言い4週間のうち1週間のみ比較的多量の薬を飲んで頂き、残りの3週間は何も治療しない方法で、これを3回(トータルで3週間内服する)繰り返す方法です。
どちらの方法も有効ですが主治医と相談して治療法を決定しましょう。
最近塗り薬による爪白癖の治療が開発されました。合併症も軽く安全な薬です。また、効果も十分期待できます。

日常の留意点

  • 爪をよく観察する
  • 足を洗い乾燥させる
  • 深爪は禁物(巻き爪になることがあります)
  • 通気性のよい靴を
  • 糖尿病など免疫力に低下した人は特に爪を傷つけないように注意を

いぼ(医学用語:尋常性疣贅【じんじょうせいゆうぜい】)

ヒト乳頭腫ウイルスの皮膚表皮への感染によるものです。
いわゆるいぼに対しては当院では液体窒素を用いた治療を行っております。
(もちろん保険診療です) 液体窒素を浸した綿棒をいぼに圧し白くなる程度に凍結・融解させます。
これを数回繰り返すと1-2週間後に痂皮・脱落します。
大きないぼでは完全に除去されるまでに数回かかるものもあります。
幼小児に多く見られる水いぼもポックスウイルスの感染症(正式には伝染性軟属腫と言います)ですが、上記のものとは治療法は異なります。
治療はピンセットでいぼをつまみ、いぼの内容物を押し出します。
これは、小児が引っかいたりするとたやすく全身に広がりますので、いぼが少ないうちに病院に行って治療することをお勧めします。
また取り残しがあると再発しますので繰り返し除去することが大切です。

にきび(医学用語ではざ瘡といいます)

思春期の80%以上が経験する皮膚疾患です。
近年は20歳代の女性にも多くなってきております(月経前増悪することも多く認められます)。
顔面・前胸部・背部などの脂漏部位に面皰・膿疱・赤色丘疹として発症します。
皮脂の分泌過剰か毛疱の異常角化により増加した皮脂の排出がうまく行かず、毛包内に生息する細菌(P.acnes)が増殖するために起こります。
治療は、皮脂排出を促すためにP.acnesに対して有効な抗生剤の投与を行うとともに、スキンケア・生活指導が必要となります。
軽症の場合は抗生剤入りの外用薬で有効です。
しかし炎症を伴うものや膿疹が多発している方には抗生剤の内服治療が必要となります。

たこ・うおのめ(医学用語:胼胝・鶏眼)

いずれも皮膚に摩擦・圧迫などの機械的刺激が反復して加わることによりおこる限局性の皮膚角質の増殖です。
これは生体の防御反応であり、下床に骨のある足底・指趾・膝などに起こりやすくなっております。
疼痛のあるものが治療の対象となります。
治療は軽症のものは軟膏の塗布をします。
中等症以上はスピールM膏を病変部に塗布し絆創膏でしっかりと固定し約5-7日間の後白くなった角質を除去します。
さらにスピールM膏を貼りこれを繰り返します。
鶏眼で一部のみ残っているときには液体窒素を用いることもあります。

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かみじょうクリニック

〒130-0026  東京都墨田区両国2-10-14 両国シティコア1F 
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内科・泌尿器科・皮膚科・小児科・リハビリテーション科

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